お久しぶりです。中村です。

と言うわけでタイトルの通り、AIRFLAPSを買ってみたので色々書いてみたいと思います。

結論は？

思ったより長くなったので最初に書きますが、オフロードでゴーグルの曇りに悩んだことがある人ならば、「買い」です。

ただし、後述しますが現在使っているヘルメットによっては付けられないので、そこは要チェックです。

それでは以下だらだらと長文です。

 

AIRFLAPSとは？

簡単に言うと、オフロードヘルメットのゴーグルを前方に移動させて浮かせる事で、曇りを防ごう！ってな商品です。

パッケージの画像が比較的わかりやすいかな？

（画像がぼんやりしているのはピンボケ画像だからです。皆様の液晶は正常です。）

日本ではJAPEXが輸入代理店として販売している……はずですが、実店舗はおろか、ネットでも見かけたことはないです。

とりあえずリンクはこちら。

JAPEXさん、取り扱いやめちゃったんですかね……？今度聞いてみようかな。

 

購入経緯

今回は完全にタイミングでした。

そもそも、中村は尋常ではないほど汗っかきなので、林道で押しが入ろうものなら30秒でゴーグルが曇るんです。なので、曇り対策は切実な問題でした。

なので、AIRFLAPSも以前から知ってはいましたし、似たような商品のクイックストラップも調べたりしていました。

ただ、前述の通り売ってるのを見たことがなかったので、欲しくても買えない状態でした。

 

……しかし、出会いは突然くるものです。

なぜか知りませんが、Webikeが唐突に売り出したことを知ってしまったのです。しかもラス1。

更に言えば6/11のJNCC爺ヶ岳に向けて準備をしているこのタイミング。

これは買うしかない……！と言うことで購入となりました。

しかも、JAPEXの価格（5,000円)よりも高い、7,300円で。

 

 

……ちなみに、在庫があることを知ったのは、家にクイックストラップが届いた日のことでした。

 

 

なぜAIRFLAPSか？

AIRFLAPS以外でゴーグルの曇りを防ぐアイテムだと、

• 曇り止め（塗る奴）
• クイックストラップ
• 電動ファンがついてるやつ

がメジャーどころでしょうか？

ただ、やっぱりそれぞれに弱点があって、

• 曇り止め（塗る奴）
  →なんだかんだで曇る。物にもよるが、一日林道で持つかと言えば…？
• クイックストラップ
  →外しておけるのは良いけど、外してるときに転んだり、泥が飛んできたら…？
• 電動ファンがついてるやつ
  →それなりに高いのと、電池切れたらどうなるの？

ってなところがあるかなと。

そこでいうとAIRFLAPSは、壊れるまで使えるし、泥が飛んできても平気そうだし、値段もまあ許容範囲内。

と言うわけで、AIRFLAPSがほしかったのです。

 

取り付け

詳しい取り付けがJAPEXのサイトにあるなんて知らなかったので、付属の台紙を見ながら作業しました。

先に言っておきますが、絶対サイトの取り付け方の方が良いです。

 

そして気付くワシ。

「あ、このメット(ヤマハのギブソン)じゃあAIRFLAPS付けられない……！！！！」

というのも、下の画像の赤い部分が邪魔でどう考えても貼り付けられない。

 

しかも、クイックストラップもよく考えたら取り付け不可です。もうどうしようもありません。

多分ですが、シールド付きメットはキツイのが多いのでは無いかと。

仕方ないので、対応策を打ちます。

 

 

 

 

 

 

SHOEI VFX-W 購入です。

電動ファンの否定理由に値段を上げておきながら、37,000円(webike価格)のヘルメットを買う暴挙。（白のLで即納がwebike以外見つけられなかったのです。）

完全に手段が目的と化してしまった、哀れな男の姿です。

ゴーグルの曇り止めに5万円弱使っています。お金無いのにね……

 

なにはともあれ、これで取り付けできます。

早速取り付けてみます。台紙の通り、AIRFLAPSの先端をヘルメットの開口部に合わせて貼り付けます。なお画像ですが、みなさんの液晶は正常です。

と、大体こんな感じ。

左右反対ですが、まあ問題ない事は分かって貰えるかと。

ただ、僕は気持ち後ろに付けてしまったので、調整ネジが一番後ろに来てます。
（可動部が一番前に来てます。）

JAPEXのサイトをみながらちゃんと仮止めしていればもっとちゃんと出来るはずですので、皆さんはどうか気をつけてください。

ちなみにAIRFLAPSのデカールは白と黒で6枚くらい付いてきます。

黒は使い道が無いので、会社のノートPCの排熱口あたりに貼っておきましたが、バイクに興味の無い先輩から「格好いい」とお褒めの言葉を頂いたので、みなさん真似して良いですよ。

 

で、肝心のエアフラップスの動きですが、以下の画像を見比べて貰えればと思います。

 

おわかり頂けたでしょうか？

僕にはイマイチ分からないので、線を入れてみました。

赤線が元の位置、黄色が現在の位置です。
こうやって見ると、2-3cmくらいはリフトしてるのがわかるかと。

リフトさせた状態だと、ゴーグルのスポンジが顔から完全に離れます。
これは、なかなか期待できそうです。

使ってみた感想

いいとこ

• 曇らない＆曇りが取れる
• （なんとか）片手で操作可能
• 付けてる事が気にならない
• 常に目は守られる

ビミョーなとこ

• 戻すときにメットに当たってうるさい
• 浮かしている状態だと、若干視野が狭い
• 直接では無いが、若干泥が顔に当たったのが目の近くに来る
• チョイ高い

 

以下、感想文。

新しいメットに新しいアイテムを取り付けて、試す場がいきなりJNCC本番となってしまいましたが、逆に絶好のテスト環境だったかも知れません。

スタート1週目にしてスタックして、ドッタンバッタン大騒ぎ。

中村特有の圧倒的発熱・発汗によりマッハで曇るゴーグル（AIRFLAPSのこと忘れてた）。

AIRFLAPSを起こしてみますが、曇りは取れない。メットまで投資したのに無駄金か……。

 

とかおもいつつ、相変わらずイゴイゴしてたのですが、気がついたら曇りが取れてる。
正直ビビる。

その後スタックを抜けて走り出そうとしたところで、目の前のバイクからの泥シャワー！！

でも、AIRFLAPSなら直で目に入る事は皆無。顔を背ける事も無く進む。これがクイックストラップだったら多分目に入って死んでた。

その後走り出してからは、戻すのを忘れていたので、若干安定した道で走りつつ片手で戻す。畳むときにメットが叩かれたような音がしてうるさいが、許容範囲内かと。

以後は、曇りそうだなと思ったらリフトすれば曇る事は皆無でした。

正直驚くくらい快適だったので、メットさえ付くのであれば、是非皆さんに試して頂きたいです。林道でも活躍間違いないです。

ちなみに、JNCCの会場でも何名か付けてる方いらっしゃいましたが、逆に言えば何名かしか見当たらなかったですね。まあ上手い人はそんなに止まらないから曇らないのでしょう。

 

余談ですが、先日林道で人のバイクを押していたときにゴーグルを外していたら、目に泥が入ってその後6時間程度痛みで苦しんだので、みなさんも目をやっちまう前に何かしら対策した方がいいですよ、本当に。角膜とか傷つけてからでは遅いので……

 

うんちみたいにダラダラと長文書きましたが、以上です。

とにかく、AIRFLAPSオススメです。（ダイマ）

あと、みなさんの曇り対策でオススメあったら、是非教えてください。