NV350 キャラバンを静かにしよう計画

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超久々です。中村です。

なんやかんやで1年前、NV350キャラバンのディーゼル4駆を買いました。

1年乗ってみて思ったのは、ディーゼルがケツの下にあるとバカほどうるさい。

仕方ないと思って諦めてましたが、別件で遮音シートを買ったので、ついでに施工してみようと思った次第。

使った材料

  • 大建工業 遮音シート940SS(余りもの)
    • 10m 3400円
    • 使ったのは1.5m程なので、約500円くらい
  • シンサレート
    • 1000mm * 1500mm
    • 2,883円
  • Noisus(ノイサス)耐熱制振シート ()
    • 200mm×490mm
    • 1,094円
  • Noisus(ノイサス)制振シート
    • 300mm×500mm×1.6mm
    • 509円

合計:約6200円

あとは、ホットボンドとカッターとハサミくらい?

 

計画

遮音シートを敷きたいが、運転席・助手席のフロアマットの下はエンジンカバー。

940SSの耐熱温度が記載されていなかったのもあり、シンサレートを間に挟む計画に。

エンジン→エンジンカバー→シンサレート→940SS→フロアマット という計画。

更に、どうせなら制震シートも貼ろう、ということで購入。

イメージとしては、エンジンカバーに制震シートで音源を多少へらしつつ、シンサレートで吸音・断熱。さらにその上の940SSで遮音。

まあ多少は効果あるだろうと思い、買うものかって施工開始。

ちなみに、シンサレートの耐熱温度は120℃らしい。多分平気やろ……多分……

 

やったこと

まずは、センターコンソール?とシートを外していく。

手順は、「NV350キャラバンのすべて」さんが大いに参考になる。(よくお世話になる)

https://nv350caravan.com/how-to-remove-center-console/

https://nv350caravan.com/removing-the-sheet/

シートまではずしたら、次はフロアマット。

ここはそんなに悩むこと無いです。適当に外せばOK。

で、剥がしたのがこの状態。

そこへ、ノイサス耐熱制震シートを貼り付けてみる。

制震の理論とか分からんけど、とりあえずドライバーのグリップで叩いて響く感じのところに貼るw

エンジンの上辺りは、耐熱のやつなら良いだろ……と思って貼ってます。

でも、これ耐熱何度とか書いてないし怪しいよなあ。燃えるって事は無いだろうけど……

 

写真撮り忘れたけど、足元の辺りとか、プラスチックの部品が付けられてる辺りは普通の制震シートを貼っていく。

プラが行けるんだから、まー行けるっしょw という理論。

んで、シンサレートは大きさ考えないで買ったので、どんなもんか見てみる。

ノープランだったけど、すげーちょうどよさげ。1500mm * 1000mmで正解っぽいね。

 

その後、剥がしたフロアマットを元に、遮音シートの方にボルトとかの穴開け位置をマジックで書いていく。

当初の予定では、遮音シートとフロアマットをホットボンドで接着しようとしていたものの、あんまりうまく付かなかったので、計画変更。

遮音シートとシンサレートをホットボンドで付けるだけにして、シンサレートと遮音シートの上から無理矢理フロアマットを置くことにした。

シンサレートと遮音シートは、エンジンフードカバー(助手席~真ん中)の部分と、運転席下のフロアカバーに合わせて、同じ大きさでざっくりカットして、ホットボンドで接着。

コツは、欲張らずに細かく、そしてケチらずモリモリにする。そして、素早く圧着!!(そんな気合い入れなくてもOK)

あと、遮音シートの紙?みたいなのが貼ってある方じゃないとくっつかないかも。

そんなこんなで作ったものを、いったん被せてみる。

思ったより上手くいったな。ハイパー不器用な俺の割には、超上出来。

あとは、フロアマットを戻す。 ……んだけど、厚みが出てる分か?助手席のシートを前後させると擦るようになった。

まあ助手席そんなに人乗らないし動かさないだろ。(タブン、シランケド)

 

と言うわけで、作業は以上。

この時点で、エンジンをかけてみた感じは……

お?なんかエンジン遠くなった???って感じの音。

これは期待できそう!!!!

 

計測

というわけで、作業前と作業後をそれぞれ、手持ちのゴミみたいな騒音計で測ってみる。

条件は、水温安定後(メーターの真ん中ら辺)、エアコンオフ、オーディオオフ、停止状態で、アイドリング・1600rpm付近・3000rpm付近 で計測。

(単に、アクセルの具合で安定するのがその辺なのです)

 

結果は、以下の表の通り。

回転数 \ 施工前・後 施工前 施工後

アイドリング

48.8db 48.2db -0.6db

1600rpm付近

63.6db 61.9db -1.7db

3000rpm付近

68.3db 70.5db +2.2db

え?マジすか????

1600rpm付近以外の結果、ほぼ同等か悪化してるんですけど????

6000円と俺の労力返して????

 

結論

素人が色々やってもあんまり意味が無い。(のかもしれない)

 

耐熱制震シートはもう1つ買っても良かったのかなと思いますが、

この感じはあまり消音には寄与しなさそうです。

シンサレートと遮音シートが全くと言って良いほど効果が無かったのが意外、というか想定外。

先ほどから言っている別件というのは、コンプレッサーを覆う箱なのですが、そちらで使ったときには6db程音量下がったので、期待したのですが……

周波数も測ってみるべきだったかな。低音が大きいから、あまり効果が無い可能性は高そう。

動画は撮ってあるので、その音を分析すれば、周波数帯わかるかな?

感覚としては、今までより横とか後ろから聞こえる音が大きくなったと思ったのですが、全く当てにならなさそうですね。プラシーボ怖い。

 

と言うわけで、皆さんが計画する際には、もっと予算を割いて、吸音スポンジとか入れたら良いのかも知れません。

6000円程度では、あまり効果が得られなかった、というのが今回の結論です。

 

以上!

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